2019.6.29
スタイリストの志水です
今回は僕らが普段しているサロンワークの流れを書きたいと思います。
施術前のお客様です
まずしっかりカウンセリングをします。
今日は、あごラインのショートボブスタイルで毛先が退色しているので色味を入れて落ち着かせていきます。
髪質は膨らみやすく量もしっかりされています。
カラーでは根元の白髪をしっかりカバーするため白髪染めを使います。
毛先まで伸ばしてしまうと余分なダメージに繋がったり、暗く沈んでしまうことがあるので毛先は酸性カラーで塗り分けます。
酸性カラーとはダメージの原因になるアルカリが入っていないカラー剤です。
詳しくはブログ[カラーについて]をご覧下さい。
なので根元と毛先2種類の薬で塗布します。
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シャンプー
ここからカットに入ります。
骨格、スタイルの特徴、生えグセに合わせてブロッキングをとります。
基盤となる形をこのベースカットで作っていきます。
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ドライ
この段階ではまだ量感調節をしていないので重たいです。
ここからすきバサミを使わずスタイルにメリハリをつけていきます。
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耳後ろは毛流がぶつかり重くなりやすい部分です。しっかり軽くする事でスタイルの持ちが良くなりメリハリがでます。
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トップの髪の毛に隙間をつくることでスタイリング時にエアリー感がだしやすく、形が長持ちします。
耳にかけることで、よりメリハリがでて重さも緩和されます。
仕上げはドライのみで自宅でも簡単に再現できます!